「認知症サポーターステップアップ講座」を開催しました
こんにちは。蓮田市閏戸・平野地域包括支援センターです。
11/28(火)に、「認知症サポーター養成講座」を開催し、18名の方に参加いただきました。
最初に、認知症サポーター養成講座のおさらいをしました。認知症の人と接する時の心構えと具体的な関り方を講師の直井誠先生(和が家グループ代表)から教えていただきました。
先生の、「見えない敵は『認知症の人』という先入観。認知症ではなく、一人の人として向き合う」という言葉がとても印象的でした。
次に、休憩を挟んでグループワークを行いました。今回は「旅のことばカード」(※)を使い、カードの言葉から皆さんの認知症等についての考えを出していただきました。
アンケートでは、「自分にできることについて考えることができた」「皆さんいろいろ体験していらっしゃるので関心しました」「自分が認知症になっても前向きに生きていきたいと思いました」との感想があり、こうした講座を継続して受講していただくことがとても大切だと感じました。
多くの人が認知症について正しく理解し、お互いに助け合いの気持ちを持てば、認知症があってもなくとも暮らしやすい地域になります。
また、認知症の症状があってもできることは多く、いきいきと生活をされている方はたくさんいらっしゃいます。今回のような講座などを通して、認知症となっても「自分らしく生きがいを持って生活できる地域」を、地域の方と共に作って行きたいと思います。
※「旅のことばカード」は、認知症であっても実際に前向きな生活を続けている方々の日々の工夫や考え方をお聞きし、「本人」「家族」「みんな」の3つの視点に分け、いきいきと自分らしく過ごすための工夫を40の言葉にまとめたものです。